初めての自作PCでゲーミングPCを作ったら色々ハマったが最高だった!

2023-12-31

こんにちは、ebichanです。

今日は初めての自作PCでゲーミングPCを作ったら、色々とありがちな罠にハマってゲームが中々出来なかったが、最終的には自分にとって最高のものが出来たと言う話を書きます。

自作PCガチ勢にとっては当たり前のことばかりだと思いますが、自分の備忘録として、またどなたか似たような構成を考えられている方の参考になればと思い、記事にします。

コンセプト

まずはコンセプトからです。今回ゲーミングPCを自作しようと思ったきっかけは、EA SPORTS WRC の発売です。DirtRally 2.0より最低スペックが上がっているため、今まで使っていたPCではDirtRally 2.0の最低設定でかろうじて動く程度だったので、ちゃんとしたグラボのPCが必要になりました。

最初はeGPU BOXで良いかとも考えていたのですが、中古なのにeGPU BOXだけで3万円以上するし、グラボの性能をフルで発揮できないし、ちゃんとゲームできるかどうかも相性があったりしてよくわからん。それならいっそのこと、PC組んじゃおうとなったわけです。

どうせ組むなら、将来的な拡張性も視野に入れておきたいもの。その時に考えた必要条件は以下の通りでした。

  • 3スロット3連ファンのつよつよグラボが搭載できること
  • 床面積を極力小さくすること
  • CPUはコスパ重視で拡張性も考えRyzen ZEN3 (AM4ソケット)
  • メモリはDDR4で16GBで十分
  • 電源は600Wから800W欲しい。ATX 電源が使えると嬉しい

ここからパーツの選定を始めました。

部品選び

ケース

まずはつよつよグラボと最小の底面積を両立出来るケースの選定を開始しました。

候補はNZXTのH1やMeshriousのようなグラボ吊り下げ型のケース。色々調べていく中で、Darkflash のDLH21というケースに巡り合います。グラボは320mmまでと超巨大グラボは入りませんが、控えめ3連ファンのハイエンドグラボが入るサイズ。

一つの懸念はSFX-L電源の長さが125mmまでに制限されていること。電源選びに難航しそうな予感がします。

グラボ

次はグラボの選定です。当初はRTX3060/RX6600XTクラスを購入しておき、将来的にステップアップをしようと考えていましたが、アセコルドリフトの GAYA さんの動画を見ていて、首都高MODやVRにはRTX4070Tiレベルが必要というのを見て考えが変わります。

中途半端なものを最初は購入して後日ステップアップするより、最初からハイエンドを買う方が後悔しないだろうし、最終的に安くつくだろうと。RadeonでしたらRX6900XT(6950XT)/RX7900XT/RX7900XTX 辺りになります。

新品で購入可能な製品を一つづつ見ていくと、いくつかの製品なら長さ320mmに収まることがわかりました。

電源

次は電源です。SFX-Lで125mmに収まるもので800W超級は、コルセア、クーラーマスター、Lian-Li、ASUSなどが見つかりました。

ASUSはRGBライティングも内蔵されており1000Wまでありますが、4万円の高級品です。ちょっと手が出ません。

ググりまくること数ヶ月、ひょんなことでTSUKUMOさんで取り扱われている Thermaltakeの SFX-L電源 が1000Wで長さ126mmであるのを見つけます。値段は約25000円。制限を1mm だけ超えてしまいますがそれが許容されるケースなのかどうか情報がありません。とりあえず第一候補にしておくことにしました。

マザーボード

マザーボードは動けばなんでもええやろと最安価な ASRock の A520M-ITX/ac 一択のつもりでした。ただ色々自作PCの記事を読んでいくと、電源周りの安定性や使用されているコンポーネントの品質に差があることがわかり、コスパを考えるとミドルクラスの製品の方が望ましい気になってきました。

決め手になったのは、いつも面白い記事や動画を上げていて大好きなやかもちさんのちもろぐのこちらの記事でした。

B550I AORUS PRO AXをレビュー:B550のMini-ITXでコスパ最強だが

ちもろぐさんがここまで推している製品であれば、これに乗るしかないと購入を決定。自分が購入した時期の2023年10月時点では、AM4のITXマザーボードはGIGABYTEのこの1機種以外はASRockの3機種のみしか選択肢が無かったというのも理由としてあります。

CPU

初めての自作PCということで、グラボ無しでPC全体の動作確認ができること、まあまあの性能があること、最高のコスパであること(笑)から、Ryzen 5600G 一択です。

残りのパーツは何を買ってもあまり変わらないので、購入時に適当に決めることにします(笑)

購入

ケース

Darkflash のDLH21発売から時間が経っており、自分の欲しいWHITEを新品で販売しているショップを見つけることが出来なかったため、オークションで購入しました。

運良くメルカリに出品されれている方から安価にて購入することが出来ました。ありがとうございます!

電源

ケースが手に入ったので電源周りの余裕さを確認してみたが、初めての自作PCなのもあり、どこが長さで125mmの制限があるのかさっぱりわかりません(笑)

もう購入して現物合わせするしか無いとTSUKUMO ネットショップさんで交換保証をつけて購入。最悪4万円の最高級品ASUSに交換することになると、ポチッとする手が震えました(ガクブル)

とりあえず取り付けてみたものの、125mm どころか130mm でも余裕で入ります。拍子抜けしてしまいましたが、結果オーライと次の段階に進みます。

後でグラボ組みつけ時に気付くことになります、この125mmの意味を(笑)。そう電源から出るケーブルが問題なのです。

マザーボード/CPU/メモリ/SSDなど

これらはもう悩む必要がないため一気に購入して、PCを組み上げてみることにします。マザボはTSUKUMOさんでの取り扱いがなかったためAmazonで、それ以外はTSUKUMOさんでまとめ買いしました。

延長保証や交換保証が用意されているなんて、自作ヤーのニーズをしっかりと捉えていて、TSUKUMOさんマジ感謝です。その後も細々としたパーツはTSUKUMOさんのお世話になることになりました。自作PCをされるなら一押しショップです。

グラボ

最後がグラボ。RX6900XT(6950XT)/RX7900XT/RX7900XTX 辺りのハイエンドから選んで買うと決めたので、価格コムで最安値を探します。

最大長320mm を超えないものでは SAPPHIRE の PULSEシリーズ が廉価で良さげ。RX7900XT と RX7900XTX で約4万円の価格差ですが、もうだいぶ金銭感覚が麻痺してきています。たったの4万円で後から後悔するのはアホらしいので、RX7900XTXをポチッとしました。

 

ここまでで購入編は終わりです。長くなってしまいましたので、組み立てとトラブル編として、次の記事に続きを書くことに致します。

最後に、今回パーツの購入で大変にお世話になりましたTSUKUMOネットショップさんに、感謝を込めて広告を貼らせて頂きます。

PC

Posted by ebichan