アセコルで首都高を走ってみた！湾岸ミッドナイトだけじゃなくMFゴーストの小田原パイクスピークも😀
どもebichanです。
今日は番外編として、アセコルに首都高MODを入れて走ってみました。
イニシャルDと湾岸ミッドナイト世代の ebichan にとって、首都高は一種の恐れに近い憧れを持って見ていたもの。もちろん暴走行為を肯定する訳ではありませんが、実際にそういった世界があったのも事実で、別の時間軸の世界の中で走ってみたい気持ちはずっと持っておりました。
時は流れて二十一世紀、ついにそれが現実のものになる時が来た訳です。
などと変なテンションで記事を書き始めてしまいましたが、VR ヘッドセットを買ったのを契機に何かちょっと変わったことがやりたいなあと思って、普段余り起動しないアセコルで首都高を走ってみましたので、レポートしたいと思います。
首都高を走るためのアセコルの設定
アセコルで首都高を走るためには、沢山のMODといわれる拡張ソフトをインストールしなければなりません。一つ一つはそんなに難しい手順では無いものの、やはり多くの事をやらなければいけないのも事実で、ハードルはまあまあ高め。それでも一つ一つ順番にやっていけば問題なく出来るレベルだと思います。
準備編
まず必要なのは Assetto Corsa 本体。DMM版とSteam版があるそうですが、Steam版がマストです。DMM版はMODが入れられないとの噂ですので、間違い無く Steam版を購入してください。更に首都高を走るためには Japanese Car Pack もしくは Ultimate Edition が必要となりますので、ベーシックな本体だけお持ちの方はいずれかの DLC を購入する必要があります。セール時であれば Ultimate Edition が ¥867 ですから、何かのセールのタイミングで Ultimate Edition の購入をお勧めします。(2024/1/4 10am PT(= 2024/1/5 3am JST)までSTEAMウィンターセール実施中)
次はコースをダウンロードするためのアカウント。Race Department と Discord のアカウントが必要になりますので、事前に作っておいて下さい。無料アカウントで大丈夫です。
ここまで出来たら、まず Steam から Assetto Corsa を一度起動して、アセコルがちゃんと動作する事を確認します。これによりアセコルが必要とするフォルダやファイル等実行環境が自動的にセットアップされ、この後のMODのインストール時にエラーが出る可能性が下がるそうです。
以降は、いつもドリフト関係の有益な情報提供をしてくれている GAYA Factory さんの Blog などを参考にさせて頂き、MODのインストールを進めていきます。
その前に簡単に用語説明をば。
- CM – Content Manager。アセコルに関係するMODを一元管理出来るツールとでも言いましょうか。これが無いと始まらないので、黙ってインストール。
- CSP – Custom Shader Patch。ヘッドライトなどの光が当たった部分を明るく浮き上がらせてくれるMOD。素のアセコルにはこの処理が無いため、これを導入することにより夜の表現などが劇的に改善されます。
- SOL – 何の略か不明。天候を自由自在に変えてくれるMOD。昼夜問わず、雨や嵐などの天候までコントロール出来るようになるMODです。
この3つが現代のアセコルではマストアイテムとなっていますので、こちらを導入していきます。
Contents Manager
これは上記の GAYA さんのBlogには無いため、こちらのとーたまブログさんの記事を参考にインストールします。
CSPのインストール
こちらも、とーたまブログさんの記事が非常にわかりやすいため、こちらの記事を参考にインストールをしました。
SOLの導入
漸くSolの導入です。GAYAさんの記事を参考に Sol の導入を行い、自分好みの設定を施します。
ここまで出来たらお好きなコースと車両で、昼間と夜を軽く走行してみて下さい。意図した通りに環境が変更されていますでしょうか？ebichan はニュル北を真夜中に走ってみたら、ライトの当たる箇所以外が真っ暗でコースがわからず100キロオーバーでクラッシュする恐怖体験を何度もしてしまいました（笑）
SRP(Shutoko Revival Project) の導入
さていよいよ首都高マップと首都高車両たちの導入です。ここではたかっちゃブログさんの記事を参考にさせて頂きます。
Discord にログインすると、こちらの公式YouTubeビデオが必見となっています。日本語字幕でも非常にわかりやすいので、是非ご覧下さい。
そして首都高マップは何しろ超巨大ですので、インストールにとてつもなく長い時間がかかります。ebichan PC で2時間くらいかかったようなイメージです。地道に待ちましょう。
車両も含めてインストール出来ましたら、無事に首都高を爆走できるようになっていると思います。もしうまく起動出来なければ、今一度手順に間違いが無かったか確認してみて下さい。
もうこれが起動できた時の感動は筆舌に尽くしがたいものがありました。ebichan 時間を忘れて、1時間以上首都高をグルグル回り続けていましたよ（笑）。もはやこれは異世界の現実と言っても過言ではアリマセン！
一般車の走行
とは言っても、小一時間も走っていると物足りなさを感じてきます。そう、一般車がいないのです。そこで一般車を走らせる設定はこちら KENZi 備忘録ブログさんの Assetto Corsa 首都高MODに一般車を走行させる(SRP 0.9.1 Shibaura Traffic) を参照頂くのが最もわかりやすいかと思います。(走行会=Track Day)
https://takeda-ke.com/racesim/shutoko-trafic-mod2/
いかがでしょうか。もうこれは現実ですよね。流して走るもヨシ、バーチャル空間だからこそリスクを顧みずガンガンに攻めて走るもヨシ、お友達とバトルするもヨシ、これが本当の三方よしだななどとしょうもないことを思ってしまいましたよ。
ラリーのタイムが伸びなくて自分の才能の無さに嫌気が差し世界に疲れた時、こういった息抜きをしてみるのも気分転換になるので悪くありませんよ。ETS2 や ATS に近いまったり感とでも言うのでしょうか。新たな楽しみ方を見つけてしまいました。
MFゴーストの小田原パイクスピーク
湾岸ミッドナイトの世界を十分堪能したところで、最近巷で話題のアニメ MFゴースト。イニD世代の ebichan も楽しみに見ています。
そんな中、MFゴーストに出てくるコースのMODがあるとのことで。さすがアセコル、自由すぎる（褒め言葉）。
軽くググると、こちらの記事がヒットしました。動画の概要欄からコースがダウンロード出来ます。
いや、これは素晴らしい。4.4kmとショートコースですが、原作の雰囲気がよく出ています。
Car Packはこちらの動画の概要欄から
ebichan は一推しキャラの北原望ちゃんの駆る Alfa 4C で走ってみましたが、回り込んでいるコーナーが多くて結構難しかったです。特に芦ノ湖湖畔から１号の登りに入っていく畑宿入口の左コーナー、あんなに回り込んで無いイメージなんだけどなぁ。
ラリーやレースに飽きてしまった時など、気分を変えてまったりと景色を楽しみながら走るのもオツなもの。セール時ならリーズナブルに手に入れることができますから、偶にはアセコルもいかがでしょうか（笑）