PXN A7 シフターを壊しちゃいました!メンテナンスは必要ですね( ;∀;)
みなさん、こんにちはこんばんは。ebichan です。
先日購入して、気に入って使用していた PXN A7 シフターですけど、ebichanの不注意により取り返しのつかない故障を起こしてしまいました。
今回は、懺悔も込めて事の顛末を綴っていきたいと思います。
何が起きた?
数週間前から、振ると内部で「カラカラ」と何かの部品が外れて動き回っているような音がしている事に気づいていました。ただまあ「バラすの面倒いなあ」と思い、そのまま放置。するとある日に遂にリバースギヤに入らなくなりました。
何が起きた?と思い、重い腰を上げてようやく修理を考えることに。
この時点では、「まだ買ったばかりだし修理できるやろ」と気楽に考えていましたが、購入したAmazonのページに行っても、返品も修理窓口も見つかりません。あちゃー、中華製品に良くある返品・修理不可能な製品のようです。詰みました( ´∀`)
バラして自分で修理するしかありません。
バラシ開始ぃー!
YouTubeで 「PXN Shiter 修理」などで検索し、修理動画を見て早速バラし開始です。
一度めのバラシ
シフトノブ上部のシフトパターンの隙間にカッターをねじ込み軽く抉ると、シフトパターンが外れます。
そうしたら、シャフトにねじ込んでいるプラスネジを外し、シフトノブを外します。
次はシフトレバー周りの4本のプラスネジを外します。
お次は裏返してマウンタ部分です。プラスネジ4本を外せば完了です。
その次は裏蓋。手前側2本のプラスネジは深い溝の奥にありますがそのまま外せます。残り4本はクッションの下に隠れていますので、カッターの先をクッションの下に潜り込ませて外し、次にプラスネジを外します。
これで上下を分離することが出来ます。配線があるのでそっと上下筐体を開きますオープンします。
こんな感じにシフターの前後左右位置をガイドするネジが一つ外れています。ネジはケース下部に転がっているようです。この外れたネジがとんでもない悪さをしている事に気づくのはもう少し後。。。
シフター全体を取り外し、ネジを拾い上げ、ネジを止めてあげます。2度と外れないようにと願いつつ、強めに締め付けます。
そして組み上げて動作確認。シフトフィールが若干良くなったような(元に戻っただけ)感じに喜びつつ、リバースに入れてみますが動きません!
あれっ!?ちょっと焦ります。
2度目のバラシ
ぱっと見、物理的にはリバースの位置に入っていますので、リバースを検出するセンサーに問題があるのでしょう。再度バラシに入ります。
シフター本体最下部に何かスイッチかセンサーのようなものがあり、そこから伸びているコネクタの配線が完全に外れてしまっています。
「うわ、やらかしとる!」
どういう仕組みかわかりませんが、明らかに壊れています。抜け落ちたネジがケース内の最下部に位置するこのコネクタにアタックを繰り返した挙句、コネクタが破壊され基板から完全に外れてしまった様子です。
「ま、くっ付ければ直るやろ!」とハンダゴテを持ち出し修復に取り掛かります。
とりあえず見た目はくっついたように見えるので、組み付けて動作確認です。
動きません!
ヤバイ事になってまいりました。もう半泣きです( ;∀;)
3度目のバラシ
「半田付けが甘かったかな?」などと、軽く考えながら3度目のバラシです。
再度リバースを検出するセンサーとコネクタまで辿り着くと、コネクタが崩壊していました。(写真撮り忘れましたw)
何かと言うと、コネクタから端子部分が抜け落ち、金属の端子だけが基板に取り残されており、プラスチックのコネクタ本体と完全に分離してしまいました!
もうどうしようもありません泣
一応、抜けてしまったコネクタの端子部分をコネクタに突っ込んでみましたが、案の定変化なし。完全に壊してしまった模様です。
反省と再防
まずは当たり前のことですが、異音(今回はカラカラ音)に気づいた時点で使用を止め、販売元に連絡を試みる必要がありました。もう返品できないならすぐバラせば良いわけです。そうしていれば、ここまで致命的な故障には至らず、単純にシフトのガイドボルトが脱落しただけで済んだ筈です。そこで使用停止措置を取らなかったばっかりに、2次被害(リバースセンサーコネクタの破壊)を招いてしまいました。
他には、製品の保証期間や内容について明確にしておくべきでした。もし明確にしてあったなら、異音の時点で「修理・交換」に向けてのアクションが取れたと思います。それを曖昧にしたまま購入し、不具合を数週間放置し重い腰を上げたときには既に返品期限を過ぎており、修理についても不明瞭な製品を購入したため、次へのアクションが取れず、結果として故障を受け入れるしか無くなったと考えています。
いずれにせよ、製品自体の瑕疵とは全く考えておらず、あくまでもebichan が使用方法と製品に対する理解が不足していた事によるトラブルだったと考えています。コスパという点で、非常に良いものを持っている本製品ですので、このままリバースギヤの無いシフターとして余生を送ってもらおうと思っております。
ちなみにリバースギヤには、普段使うことのないParkingボタンを割り付けました。
ただ、ボタンを離すとリバースギヤから抜けてしまうため、リバースで移動したい時にはこのボタンを押しっぱなしにする必要があります笑
まあ、これというのも、ちゃんとメンテナンスしなかったebichanが悪いということで。そもそもリバースを使わなきゃいけないシチュエーション自体がebichanのドライビングミスしかあり得ませんしね爆笑
と言うことで、シム機材は大事に使いましょうと言う話でした。最後までお付き合い頂きありがとうございました!
皆様も良きシムライフをお送りくださいませ!!
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