G29ペダルを直接PC接続！電子工作に挑戦したで( ͡° ͜ʖ ͡°)

2024-07-07

こんにちは、ebichan です。

今日は電子工作でG29ペダルを直接PCに繋げるようにしてみました。えっ、それどうやるのって？

それでは詳しく説明していきましょう！

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Contents

1. 前振り
2. 組み立て
3. 実走

前振り

以前G29ジャンク編で、ペダルを個別に動かそうとしてSIMAGIC USB Adapter を購入したのに、うまく動作させられず撃沈した ebichan ですが、その後ふとしたきっかけで Cavalera Games さんの下記の動画に辿り着き Arduino というものの存在を知ったのです。

もちろん参照元の amstudio さんの動画も見て、「ペダルだけなら行けるかも😊」と思ってしまったのです。

そう思ったら後は部品を注文するのみ。

一番重要なのは、Arduino本体。最も重要な Arduino Joystick Library が Arduino Uno と Micro にしか対応していませんので、これの互換ボードを間違いなく購入する必要があります。(実は ebichan は一度間違ったものを購入してしまいました笑)

ebichan が購入したもののリンクをこちらに貼っておきます。Sparkfunという会社が互換機を開発しその設計情報を無償公開している Pro Micro の更に互換機になるのですが USB Type-Cになっている上3個入りでお買い得です。

FORIOT 3個 Pro Micro Atmega32U4モジュール Type C開発ボード 5V 16MHz

他に必要なものは、ブレッドボードやDSUB 9ピンコネクタや配線類。適当に購入していざ挑戦！

組み立て

ハードウェア

まずは Arduino 本体。届いた時にはこのようにピンが別になっていますので、こちらをハンダ付けで取り付けていきます。

次はDSUB 9pin コネクタです。1−５ピン側はブレッドボードに繋げるように下向きに、6−9 ピン側はジャンパーケーブルで繋ぐように上向きにピンをはんだ付けします。

そして配線。配線に関しては、こちらの Dave Madison さんのYoutube動画が非常に参考になりました。ありがとうございます。

接続が一通り終わったら、しつこいようですが念の為配線を確認してください。ebichan は DSUB 9ピンの6ピンと9ピンの接続を間違えて「動かねえ」と丸一日悩む羽目になりました（アホ）

DSUB 9ピンの接続方法はこちらが正解のようですが、念の為ご自身で確認してくださいね。

それぞれをブレッドボードに配置した図はこのような形になりました。

ソフトウェア

次は Arduino に書き込むソフトウェアです。これがまた神っていまして、自分でコードを書く必要は全くありません。

Sim Racing Library という完璧に動作するコードを共有していただいている方がいらっしゃいますので、これをそのまま使えば何もする必要はありません！いや、本当に有難いです。

ですのでやるべきことは以下の四つだけ。

Arduino IDE を公式ページからダウンロードしインストール
Arduino Joistick Library をインストール
Sim Racing Library をインストール
Exampleから PedalsJoystick を選択し、コンパイル＆ボードに転送

たったこれだけのステップで使えるようになります。それぞれの詳しいやり方については、ネットに素晴らしい解説がいくらでもありますので、そちらをご参照くださいませ。

動作確認

次は動作確認です。G29のペダルの配線をDSUB 9コネクタに繋ぎ、Arduino をゲーミングPCに接続、コントロールパネルからデバイスの接続で Sparkfun Pro Micro を選択し、キャリブレーションを実行します。

X,Y,Z軸として認識されたと思うので、次はゲーム内の設定に移ります。

ゲーム内の設定も一度でもハンコンの設定をした人であれば、迷うことは無いでしょう。

コントラー設定に行き、まず最初に現在設定されているアクセル、ブレーキ、クラッチの設定を削除します。これをやらなくても動くゲームもあるようですが、ebichan 環境では EA SPORTS WRC では G29 にABC ペダルを設定したまま、Arduino にもペダルを割り当てたところ、G29 の設定が優先されてしまい動きませんでした。確実を期するためにも、既存のペダルアサインは削除することをお勧めします。