Pico4でのVirtualDesktopは残念な結果に!有線ならではの追い込みで挽回出来るか?
PCVR業界では非常に評判の高い Virtual Desktop ですが、ebichan 環境では余り良いところを感じられませんでした。
ebichan の使い方が悪い可能性もかなり高いと思いますが、当面は PICO 純正のストリーミングアシスタントを使っていこうと思います。
まずは前提条件ですが、ebichan はこちらの記事にも書きましたが低遅延を求めて USB Type-C での有線接続しか使いません。そもそも常にシートに座ってプレイするラリーSIM、ひいてはレースSIM一般に関しては有線でもなんら問題無いと考えています。それよりも無線による遅延やジッターの悪影響を出来るだけ避けたいという思いが大きい。
そしてもう一つ、Webで Virtual Desktop とストリーミングアシスタントとの比較をしている記事の殆どが HD 解像度で比較をしていること。現在ストリーミングアシスタントには Ultra という更に高画質の設定が出来ていることから、画質に対する指摘がありそれを改善するために Ultra を後日追加したものと思われます。
と言うことで、有線環境で Ultra との比較となる今回の ebichan 環境での評価は巷の記事とは結論が変わってきてしまったのでしょう。
実際に比較をしたところ、同じ USB Type-C 有線接続環境で Virtual Desktop はストリーミングアシスタントより遅延が大きかった。そしてFPSが安定しない。故に非常に運転し難かったです。何ならVR酔いする程に。
逆にストリーミングアシスタントは、遅延こそ 22-40ms と表示されるものの、それが大きくばらつくこともなく、慣れてしまえばそこまで運転に支障は出ませんでした。
そして Ultra 画質はまあまあ悪くない。もちろん以前の記事にも書きましたが、圧縮・復号に伴う画質の劣化は避けられませんが、H.265を使えばまあまあ見れる画質にはなります。
と言うことで結果としては、PICO 純正ストリーミングアシスタントの勝利となりました!
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2024-07-07 追記:
Pico4 で Virtual Desktop などを使って PCVR をする上での注意点などをまとめた「Pico4でPCVRを行う場合の注意点まとめ」という秀逸な note 記事を見つけましたので、リンクを貼らせて頂きます。必読です!
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