RBR最強説#1 Richard Burns Rally は今でも最強ラリーシムなのか？
最近ラリーゲーム（ラリーシム）を始めたebichanです。DirtRally 2.0 が Steamセールで安くなっていたため購入して遊び始めたことで興味を持ち、PC・ハンコンと徐々に機材を揃えて（と言ってもオッサンのお小遣いで買える物なのでチープなものばかりですが）、徐々に魅力に取り憑かれつつあります。
ネットでさまざまな情報を集めているうちに目に入り気になりだしたのが、「Richard Burns Rally 最強説」。かなり昔に商品として発売されたゲームだが、世界中の有志の手によってMODでの拡張が繰り返され、現在は定番のMOD入りでインターネットからダウンロードして入手出来るようになっている上に、オンライン対戦では熱い戦いが日々繰り広げられているとか、俄には信じられないような情報を目にしました。
そこでこのRichard Burns Rally （略してRBR）最強説が本当なのかどうか、自分で試してみようと思い、インストールから実際のプレーまでを行ってみましたので、ebichanが行った実際の流れを説明したいと思います。結論は「やっぱり最強だわ」です（笑）
まずはインストール編からいきましょう。
２０２３年７月現在、大きく「RBR Pro」と「Rallysimfans.hu」の二つのダウンロード先があります。
最初は「RBR Pro」
一年ほど前にダウンロードして遊んでみたのですが、かなり手強く滅多に起動することはありませんでした。
こちらは正当な発売版ゲームの後継という性格が強いのか、SchoolモードでQualifyに合格するまで、オンライン対戦等の機能がロックされているという仕様。またDonationwareとなっていて、PayPalからDonateをすることで、フル機能がアンロックされる仕組みのようです。
次は「Rallysimfans.hu」
https://rallysimfans.hu/rbr/index.php
こちらの方が若干新しいのでしょうか。DR2.0が上手くならず飽き気味になって来たため、久々にRBRに取り組んでみようと思ったところ、こちらが見つかりましたので心機一転こちらもインストールしてみました。
結論から言うと、現在ではこちらの方がインストールから遊び始めるまでのハードルが低く、おすすめになります。
インストールは２段階。まずはexeをダウンロードしてインストールします。この時点で最低限のインストールは終わり遊べるようにはなりますが、コースがほとんどインストールされていません。このゲームの（元々の）売りであるRichard Burns自身の監修によるラリースクールはこのままでも十分に遊べますので、ラリーゲーム初心者のうちはこのスクールでしっかりと基本を身に付けることをお勧めします。ただし最初に言っておきますが、ガチで難しい！ebichanはQualificationをパスするのに1年近くかかり心が折れそうになりましたよ。それが上記の RBRPro をあまり遊ばなかった理由でもあります。RBRPro はラリースクールで合格がもらえないと、オンラインなどは全く遊べない仕様でしたので。
２段階目のインストールは 、Torrent を使ったMOD類のインストールになります。コースやら車両やら何から何まで追加でインストールされ、ダウンロードフォルダが20GB、インストール先フォルダが150GB程度にまで膨らみますので、ドライブの空き容量は十分に確保しておいて下さい。ebichan は公式がお薦めしている qTorrent をインストールして、この2段階目のダウンロードを行いました。自宅の光回線で2時間以上かかったと思いますので、放置して気長に待ちましょう。
2段階目のインストールが終わればばもう好きなだけ走れます。車両はR5から往年のGroup A/B、Rally2など選び放題、コースもより取りみどりです。ebichanの最近の楽しみ方は、TimeAttackモードで、適当な車とコースを選んだら徐々にコースと車に慣れていくとともに速度を上げていき、ある程度満足のいくタイムが出るまで遊ぶ。ということを、車とコースを変えて何度か繰り返す。次は適当なオンラインレースを選んで参戦してみる。と言った感じで遊んでいます。オンラインレースですと、他の人とのタイム比較も出来てモチベーションが上がりますし、自分の知らない初めて走るコースが沢山あって、楽しくて仕方ありません。
RBRオリジナル版の発売が2004年とのことで、グラフィックやメニュー構成などには古さを否めませんが、車両の選択肢の広さ、コースのバラエティ、MODによる拡張性などを考えただけでも「最強！」と言って過言ではありませんが、RBRを最強たらしめているのはその操作性とリアルさであるとおもいます。
リアルであるからこその操作性であると思いますので、次はそのあたりを語っていきたいと思います。